WordPress(ワードプレス)でサイトを作成していると、
Googleウェブマスターツールで重複するメタデータを指摘されたりします。
重複メタをあまりに放置しておくと、検索エンジン上評価が下がる可能性や
Googleアップデートでペナルティを受ける可能性もあります。
賢威6.0でサイトを作成している場合、
All in one SEO packなどのプラグインで指定URLをnoindexに設定する方法もありますが、
ここではプラグインを使わずにタグページをインデックスしない設定を解説します。
※賢威6.1がリリースされ、
記事URLごとにnoindex/nofollowが指定できるようになりました!
タグページをインデックスさせない設定方法
重複コンテンツとなる場合が多い、タグぺージをインデックスさせない設定方法です。
テストサイトでは、上記のように重複するメタデータが135となっています。
こちらを以下の記述をすることにより減らしていきます。
条件分岐タグをheader.phpに記述する設定
WordPressの条件分岐タグをheader.phpに記述します。
header.phpの</head?>直前に以下記述を追記する事で、
タグページのみインデックスさせないようにすることができます。
<?php if(is_archive()): ?>
<meta name="robots" content="noindex,nofollow" />
<?php endif; ?>
上記の記述をheader.phpに記述し、タグページをインデックスから削除されるまで待ちます。
以下、上記記述をしてしばらく経った後のテストサイト重複メタデータです。
ある程度の重複メタが解消されました。
テストサイトでは、検索クエリも上昇
重複メタデータの数値が改善されたことによる原因のみではありませんが、
テストサイトでは、同時期に検索クエリも上昇しています。
robots.txtも効果的
robots.txtを使用して重複コンテンツをnoindex指定することもできます。
参照:robots.txtの使い方解説 重複メタデータとタイトルタグの解消方法
注意点
上記の設定により、タグページがnoindexとなった場合、
当然ながらタグページはインデックスされません。
重複メタデータは減少しますが、
タグページがインデックスされないのでタグの利用意義が減少します。
(閲覧者向けに利用する場合は有効ですが、検索上はタグページは表示されません)
また、meataタグはサイト作成上、ケースバイケースで使用を検討する必要があり、
上記のタグ設定は必ずしも必要な設定ではありません。
Googleウェブマスターツール「HTMLの改善」で確認する重複メタも、
あくまでもある程度の指標なので、あまりにも神経質にならずに
ユーザビリティを意識していく方が好ましいと言えます。
2013年8月14日追記
賢威は、賢威6.1に更にアップデートされました!
これにより、記事URLごとのnoindex/nofollow指定が可能になり、
更に、canonical URL(カノニカル・優先的に検索エンジン主張するURL)も
記事ごとに指定できます。
参照:賢威6.1がリリース!nofollowやnoindexの設定も可能に。
当記事で解説した上記の重複問題は、賢威6.1のアップデートでかなりの進歩を遂げています。
上記アップデート内容を理解した上で、
運営サイトに適切なカスタマイズすることをおすすめします。
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