海外で大きな市場規模を誇る産業に「教育動画販売サービス」があります。
いわゆるハウツー系の教材をオンライン動画で販売するサービスですが、
アメリカを中心にインターネット上で動画販売する
Udemy(ユーデミー)が大きな成長を遂げています。
この教育動画販売サービス市場が盛り上がっているのは、
僕は2014年末のインフォトップ忘年会でのセミナーで知りました。
アメリカサンフランシスコに拠点を置くUdemy(ユーデミー)は、
すでに○○兆円規模のビジネスモデルとして短期間で急成長しており、
オンライン教育動画販売サービスとして世界中から注目を集めています。
日本版のUdemy(ユーデミー)提供サービスは、
進研ゼミなどを提供する通信教育出版業種の最大手、
ベネッセホールディングスの子会社「ベネッセコーポレーション」が
2015年3月にnUdemyと業務提携契約をして日本国内でのサービスを提供していきます。
すでに日本版Udemy(ユーデミー)公式サイトはオープンしており、
動画コンテンツも販売されている状況です。
日本国内でも有数の企業であるベネッセが業務提携していることからも、
今後どんどん知名度と利用シーンが広がることが予想されます。
今後市場規模がどんどん拡大されていくであろう教育動画販売サービスの
日本でもかなりの規模で提供されていくUdemy(ユーデミー)の使い方と、
ネットビジネス実践とあわせた有効活用方法を考えてみたいと思います。
教育動画サービスの利用シチュエーション
日本でもハウツー系の教育サービスは盛んに行われています。
- 英会話教室等の語学習得系
- 楽器演奏の習得や料理教室等のカルチャースクール
- スポーツ等の取り組み方を教える教室
- 業務的なスキルアップの為の勉強会やスクール
こういったスキル習得の為の塾やスクールのサービスは多数存在しています。
基本的には直接教室などの会場に足を運んで教えを受ける場合が多いです。
場所も人員も必要になるので、
それらのカルチャースクール等の参加費も安くない場合が多いです。
インターネット上には多数のノウハウなどを伝えるサイトや、
You tube動画等が増えてきてユーザーの助けになっています。
様々な専門技術を学ぶのに、
こういったコンテンツを利用していくのも有効ですが、
より情報やノウハウがまとまって提供されている
ハウツー動画を閲覧することで効率的に学ぶことも可能です。
教育動画サービスは、スキルアップに特化した内容になっているので、
時間と場所を選ばずリーズナブルに学ぶ時に有効なものと言えます。
Udemy(ユーデミー)の日本での状況と今後
Udemyはアメリカを中心に世界的規模でサービスが提供されています。
2015年3月にベネッセが日本版Udemyサイトを資本提携で共同立ち上げし、
サイト上で教育動画サービスが提供されだしています。
参照:Udemy日本版サイト
まだサービス開始されてから数か月という状況もあり、
公開されている動画コンテンツ数は多く多くは無い状況ですが、
今後のサービス拡充に向かい提供動画と講師が積極的に募集されています。
現状の教育動画提供状況の中でも、今後への期待値が高まります。
これまでのアメリカ版Udemyサービスで人気がある動画コンテンツは、
「プログラム言語の習得関連」や「投資ジャンルのスキル習得」等です。
日本版Udemyでも2015年5月18日現在で、
FX等の投資のジャンル動画が多数の受講数を誇っていたり、
今後の人気状況やUdemyで強化されていくジャンルが予感されます。
ベネッセが資本提携しているとうことからも、
動画コンテンツ数が豊富になってきたころ合いで
サービスの告知宣伝も強化されていくかもしれません。
すでにfacebook広告は頻繁にみかけるようになりました。
Udemy(ユーデミー)の使い方
Udemyの実際の利用方法は、以下の流れになります。
- Udemyサイトを巡回しサービスを理解する
- Udemyに利用登録する
- 動画教材のサンプル部分を視聴する
- 受講する動画コンテンツを選択する
- クレジットカード、paypal等で支払い決済
まずはUdemyのサイトを閲覧してサービスの内容を理解します。
その後に、利用登録してUdemyの教育動画を受講していきます。
Udemyトップページには、赤枠内部分等で新規利用登録ができます。
「新規登録」を選択すると以下の画面に。
一度登録すれば引き続きログインしてマイページから利用できます。
まず受講する動画コンテンツを選択します。
上記のようなUdemyコース選択画面から探すこともできます。
新規ユーザー登録後にはマイページにもログインできます。
Udemyの動画コンテンツは、一部分を無料で視聴できます。
部分的に無料視聴できることで、購入すべきかを判断できます。
提供する動画の商品内容をしっかりと確認してから販売するので、
動画コンテンツ販売後の内容的なトラブルになりにくいです。
また、
動画コンテンツの販売ページ下層部分には、
動画内容のテキストでの詳しい解説や、
すでに受講した方の感想も掲載されているので検討要素になります。
直接販売ページに購入者レビューが記載されているのは、
アマゾンに似た仕組みを採用しているようです。
動画コンテンツの支払いは、2015年5月現在はクレジットカード支払が基本です。
paypalアカウントをお持ちの場合は、そちらでも決済できます。
Udemyで動画講師になることも可能
Udemyでは自分が提供できる特殊技能の講師も募集しています。
Udemyでは自身で作成した教育動画コンテンツを販売するだけでなく、
オンラインセミナーやサポートの講師になることも可能です。
Udemyで講師のコースを自身で作成し受講者を獲得することで、
講師として収入を得ていくことが可能になります。
具体的な進め方は今後Udemy日本版サイトで
より詳しく公開されていくと思いますので、
ご興味ありましたらチェックしてみてください。
当サイトでも続報ありましたらお伝えしていきます。
ネットビジネスからのUdemy活用方法
ネットビジネスの中でも「稼ぐことを教える」コンテンツや、
コピーライティング、マーケティングなどの習得教材を販売していく際に、
Udemy等のオンライン動画販売サービスを利用することで、
胡散臭さを大幅に排除することが可能となります。
販売する商品が教育動画サービスという部分と、
一部分を購入前に視聴できるという購入者の検討メリットは、
より商品ベネフィットを明確に伝える役割を果たします。
Udemyで販売されている動画コンテンツは、
情報商材という大きなくくりで販売されている商材と内容は違いません。
販売元と販売方法が違う部分で、
イメージがガラリと変わります。
また、
ベネッセという国内でも知名度が高い企業が資本提携していることで、
見込み客のの安心感をアピールすることもできます。
今後のネットビジネス情報発信では、
Udemyなどの教育動画販売サービスを積極的に利用すべきです。
教育動画サービスの今後
Udemyは海外ではすでに教育動画販売サービスとして、
巨大市場を数年のうちに急成長して形成しています。
日本国内でも教育産業は巨大なメガビジネスです。
その教育産業を「オンライン」「動画」というふたつのメリットを活用して、
更に通常のオフラインビジネスよりも手頃な価格で提供できるサービスは、
日本国内でも普及していくことが予想できます。
情報商材ASPの国内最大手インフォトップの創業メンバーも、
教育動画販売サービスとしてWazaar(ワザール)のサービス開始を準備中です。
(2015年6月3日よりサービス提供開始予定です)
今後もよりオンラインでのコンテンツ提供は隆盛していく流れです。
ネットビジネス実践でも現状の手法拡大に是非取り入れていきましょう。
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