WEBサイトを運用構築していると、
利用している画像が他サイトで転用されたりすることが多々あります。
インターネット上はデータの複製がとても簡単にできることと、
画像の利用はWEBサイト構築で必須コンテンツになりつつあるので、
運営サイトから画像を無断でコピペして拝借利用されてしまう場合があります。
自分のサイトで利用している画像が他サイトで使用されていないかを調べる
「Fast Image Research」という拡張機能が
インターネットブラウザ「Google Chrome」にあります。
(インターネット上にある同一画像を調べる機能)
その機能を使って類似画像を調べる方法を解説していきます。
参照:Google Chrome設定方法と使い方拡張機能まで解説
Fast Image Researchの導入
Fast Image ResearchはインターネットブラウザGoogle Chromeの類似画像を調べる拡張機能です。
Fast Image Researchのインストールは、Chromeウェブストアよりインストールできます。
インターネットブラウザGoogle Chromeの拡張機能は、
インストール後はブラウザの右上端部分から起動させていくのが基本的な使い方です。
上記画像のようにブラウザ右上の設定タブからGoogle Chrome設定を開き、
拡張機能の設定箇所で機能を有効化していきます。
Fast Image Researchの場合は有効化しておいて以下解説する操作で利用します。
Fast Image Researchの使い方
Fast Image Researchをインストールした後、
似たような画像を検索したい画像の上で右クリックします。
以下の画像のように「Research Image」の部分が表示されるので、クリックします。
その画像と類似した画像が表示されます。
ちなみに、まるっきり一致した画像はありませんでした。
別の画像を調べてみます。
こちらは一致した画像がいくつかのサイトに掲載されていました。
表示された画像のサイトが自分の運営サイト以外の場合には、
画像をそのまま転用されている可能性もあります。
一致した画像を利用している
Google検索エンジンは、この画像検索機能を利用して重複画像使用を調べていると想定できます。
悪質な画像重複サイトは、検索エンジン上評価を下げている可能性があります。
なのでサイトで画像を使う場合は、たとえ著作権フリーの無料素材だとしても
オリジナルな画像と認識されるような加工をしたりする必要があります。
参照:画像を検索にヒットしやすい適切な設定方法解説
参照:画像作成に便利なツール・サービス・ウェブサイトまとめ
重複一致画像を使用しているとインデックスされない可能性
Fast Image Researchを使用して一致画像を調査したところ、
一致する画像は全て検出されますが、
一番最初にインデックスされたサイト以外は
検索エンジンにインデックスされていないケースが報告されています。
重複画像に気をつけてサイト運営をしていきましょう。
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