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インターネットビジネスにおいてブランディングの獲得は成果への必要項目です。
役に立つ部分である「機能的価値」とともに「感情的価値」の獲得も重要です。
感情的価値は言葉通りに人の感情によって左右される価値感部分です。
感情部分での物差しはなかなか一概に公式化できない部分もあります。
だからこそ大きなウエートを占める部分でもあると言えます。
「感情的価値」とは何かという部分を解説していきます。
感情的価値の意味
「感情」という言葉の意味は「物事に対して起こる人の気持ち」です。
人間は感情や気持ち気分が理由で動いている部分がかなりあります。
この部分の好き嫌いで提供している部分を感情的価値と呼んでいます。
ある対象に対して感じるブランディングを形成するもので、
機能的価値と感情的価値がありますが、
感情的価値は直感的な部分や生理的にどうこうという部分、
また極個人的な趣味的な部分や考え方などの部分が強く影響してきます。
機能的価値はシンプルに「役に立つ」「機能」部分なのですが、
感情的価値は様々な要素の上に成り立つ当人の選り好みの部分にあたるので、
一概に何かを基準にして獲得できるというものでもないのが難しい部分です。
人にはそれぞれ独自の理念もあれば好みもあります。
そしてそれはこれまで生きてきた中で形成されたものです。
自分の理念に近い考え方や存在には共感しやすいですし、
距離があったとしてもその距離を圧倒する内容であれば変わってきます。
感情的価値の感じ方は個人個人でそれぞれのモノがあると言えるでしょう。
そして人間の中にある決定意識の中でも特に強い部分になります。
感情的価値の例
感情的価値とはどんなものを指すのかの具体例を幾つかあげてみます。
以下のような場合は感情的価値を提供していると言えるでしょう。
- テレビで見た予備校講師に憧れてその予備校に通う
- 自分が思っていたことと同じことを大衆に向けて発言したタレントを贔屓にする
- 新しくおいしく栄養価の高いプロテインが発売されても今まで通りのプロテインを愛用
- 同じプロ野球球団のファンである営業マンから車を購入した
テレビで見たことにより講師に愛着を感じることで(感情的価値)、
その予備校を他の予備校を差し置いて選択する。
自分自身がつくってきた理念や考え方と同様の考えを持つ人物を発見すると、
その人物に対して親近感や愛着を感じやすくなります。(感情的価値)
これまで愛用し続けたプロテインに価値を提供し続けられたので、
愛着がわき(感情的価値)新商品よりもこれまで通りの商品を利用し続ける。
どうせ同じ車を買うのであれば同様の趣味や好みを持つ人物から購入したい。
(感情的価値)
インターネットビジネスを実践する場合に意識すべき点は、
他の販売者や情報発信者とほぼ同様の機能(実績や内容)を提供している場合に
感情的価値で購入者が成約先を決めていく場合が多い点です。
しっかりと普段の発信から感情的価値を意識した内容を伝えていきます。
感情的価値を提供する方法
感情的価値を高めるには「人間の真心に訴えかける」のが最善策です。
真心に訴えかけるには真剣に自分の本当の姿を露出させるのが簡単です。
当然に良かれと思った行動を最大限努力する自分の姿を露出します。
以下のような出来事や心がけがよい成果を生む可能性があります。
- 自分の理念を真剣に伝えていく
- 趣味や好みを公開していく(人間性を伝える)
- 常に良かれと思われることを意識的に実行する
人は「本気で真剣な姿」に感動を覚えます。
当然自分が真剣に取り組むというだけではなく、
相手がそう感じることが感情的価値の獲得に繋がります。
趣味や好みを公開していくことで、
同様の方向性を持つ人物に愛着を感じて貰える可能性があります。
そしてその内容が極端であればあるほど、ファンの熱が高まります。
当然反対の趣味や好みの場合は離れていく可能性もありますが、
その伝え方に真剣味を感じさせたり凄すぎるモノを提供できれば
尊敬に代わる場合もあります。
人は善意あるものに好意を感じていきます。
日頃から他人の気持ちを理解して良かれと思って行動していくと、
周囲に自分の味方になってくれる人が増えていくことでしょう。
感情的価値解説まとめ
ブランディングにおける「感情的価値」は人の深層心理の奥にあるようなものです。
「好き嫌い」「選り好み」の部分にあたり、
長年構築してきた人生の中での理念や考え方に近い部分も影響します。
日頃から良心的な対応を心掛けていき、相手の気持ちになって行動します。
その上で自分の理念を真剣に伝えていけば、
理解してくる方は強烈なファンになってくれる可能性があります。
人間の感情部分に訴えかけられるように自分を磨いていきましょう。
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