独自ドメインでのWEBサイトを運営する時に、レンタルサーバーを借りることが殆どです。
Xserver（エックスサーバー）は
パフォーマンスもサポートもかなりおすすめなレンタルサーバーで、
多くのトップアフォリエイターが利用しています。
最近は海外などからのスパムアクセスも多く、
セキュリティでも信用度が高いレンタルサーバーを借りることは、
インターネットビジネスを安定的に継続するのに必須といえるでしょう。
その点エックスサーバーは海外IPアドレスからのスパムアクセスを禁止していたりして、
セキュリティ的にも高いパフォーマンスを誇っていて安心です。
逆に高いセキュリティの為に海外IPアドレスより
WordPressのパスワード付き記事にアクセスできない場合があります。
（パスワードを打ち込んでもアクセスできない）
WordPress標準のパスワード認証を設定した場合、/wp-admin/下へのアクセスとなるので
エックスサーバーのセキュリティ「国外IPアクセス制限」の影響を受けます。
これを解除する設定方法を解説していきます。
Xサーバーのパスワード付き記事を海外からアクセスできるようにする設定
パスワード付き記事を海外から閲覧させる為に、具体的な方法はいくつか考えられます。
- 海外からのアクセス制限セキュリティを全て解除する方法
- アクセスさせたいIPアドレスだけをアクセス可能にする方法（推奨）
それぞれの方法を解説していきます。
海外からのアクセス制限セキュリティを全て解除する方法
Xサーバーは、海外IPアドレスからのアクセスを制限したり、
不正なログインを制限するようなセキュリティ設定がデフォルトでされています。
この設定を解除すれば、
海外IPアドレスからパスワード付き記事へアクセスできるようになります。
- Xサーバーにログインしてサーバーパネルに移動します。
- WordPressセキュリティ設定に移動します。
- WordPressセキュリティ設定をOFFにします。
まずはXサーバーのサーバーパネルに移動します。
以下の画像赤枠内をクリックして移動します。
以下の赤枠部分をクリックしてOFFにします。
これで完了です。海外IPアドレスからパスワード付きの記事に
パスワードを入力すればアクセスできるはずです。
この設定をしていくと、当然ながら不正なアクセスを制御するセキュリティを解除するので、
海外からのスパムアクセスを受けるリスクがあり、できれば避けたい設定ではあります。
短時間での対応などはこの方法でもいいかもしれません。
アクセスさせたいIPアドレスだけをアクセス可能にする方法
まずアクセスを許可したいIPアドレスを調べます。
該当のアクセス元IPアドレスが判明したら、
サイト内部にある「.htaccess」ファイルに以下の記述を追加する事で、
「国外IPアクセス制限」を有効にしたまま特定のIPアドレスのみアクセスを許可する事が可能です。
▼.htaccessでの追記内容
SetEnvIf Remote_Addr ^(IPアドレス)$ AllowCountry
※IPアドレスの記述の中に¥を挿入します。
- 例:IPアドレス:0.0.0.0 の場合
- 例:IPアドレス:192.168.0.1 の場合
SetEnvIf Remote_Addr ^0¥.0¥.0¥.0$ AllowCountry
SetEnvIf Remote_Addr ^192¥.168¥.0¥.1$ AllowCountry
また、.htaccessの編集方法は、FFFTPでサーバー上からダウンロードして書き換えます。
これで海外からのエックスサーバーアクセスだとしても
指定のIPアドレスからパスワード付き記事にパスワードを入力すると
サイト記事にアクセスできるようになります。
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